こんな疑問をお持ちじゃないですか?
今回はつみたてNISAを始めて6ヶ月が経過した私がつみたてNISAの投資実績について公開していきます。
こんな方におすすめ
- つみたてNISAってそもそもなんだろう?
- つみたてNISA6ヶ月経過時の実績を知りたい!
- 投資初心者がつみたてNISAで注意すべきことを知りたい!
この記事を読めば、つみたてNISAのリアルな実績を知ることができます。
そして実際に私が投資をしてみて感じた、初心者が陥りがちな注意点を解説したいと思います。
目次
投資遍歴
つみたてNISAとは
つみたてNISAはNISA制度の一つです。
NISAとは簡単に言えば「税金がかからない口座で運用できる」制度です。
私たちが株式投資をする際は生まれた利益に対して20%の課税が発生しますが、NISA口座で運用した場合はこれが非課税になります。
仮に100万円の利益が発生した場合は20万円分を課税されずに受け取れるのでNISAの偉大さが身に染みますね。
NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類の投資枠があり、私たちはどちらかを選んで投資を始めることになります。
一般NISAとつみたてNISAの違いに関しては以下のリンクで解説しているので時間があれば読んでみてください。
さらに詳しく
私は以下の理由でつみたてNISAを選択して投資をスタートしました。
私がつみたてNISAを始めた理由
- まだ20代で一年間に投資できる余剰金額が少なかったこと
- 非課税メリットが「一般NISA」よりも「つみたてNISA」のほうが大きくなりやすいこと
- 元本割れの可能性が「つみたてNISA」のほうが低いこと
- 長期間の運用で複利の効果を狙えること
銘柄の選択
次につみたてNISAの口座で積み立てている銘柄を紹介します。
私がつみたてNISA口座で運用しているのは以下の一本のみです。
つみたてNISA運用商品
eMAXIS Slim米国株式
- 米国株の今までの成長
- マーケットが落ち込んだ後の回復
- 今後将来の更なる成長性
に期待して米国株のインデックスファンドの購入をしています。
積立設定額
2020年と2021年の積立設定額は以下の通りです。
積立設定額
2020年8月:33,333円
2020年9月〜:50,000円
2021年1月〜:33,333円
2020年の8月はお試しで33,333円の積立設定をしました。
そして9月以降はさらに積み立てても問題ないなと判断したので、楽天証券の積立上限額の5万円で積立設定をして毎月積み立てました。
2021年からは毎月33,333円の積立設定をしています。
これは年間のつみたてNISAの上限額が40万円なので12ヶ月の積立額は33,333円になるからです。
6ヶ月間の運用実績
トータルリターンと損益金額
私の2020年8月から2021年1月までの6ヶ月間の運用実績を発表したいと思います。
6ヶ月のトータルリターン
+6.78%
これは私の投資元本に対して6.78%増えたことを意味します。
このリターンを損益金額で言うと
損益金額
+23,039円
の利益でした。
6ヶ月間の総積立額は約27万円だったので、累計評価額は約29万円でした。
2020年度はコロナショックやアメリカ大統領選挙などマーケットに大きな影響を与える出来事が多くありながらも、米国株式市場は史上最高値を更新したおかげで短期間でありながら資産を増やすことができました。
トータルリターンの推移
前項のトータルリターンは6ヶ月後の結果になりますが、この6ヶ月間のリターンの推移はどのように動いていたのでしょうか。
次に私のトータルリターンの推移を紹介します。
私がつみたてNISAを始めた2020年8月からの6ヶ月間の推移です。
青緑の線がトータルリターンの実績値で、オレンジの線が相場平均として年利5%で運用できた場合の数値です。
現時点でのリターン6.78%というのはこの相場平均よりも結構上に位置していますので、現在は期待以上のリターンを得られているということです。
投資開始直後は大統領選挙やコロナの第2波などでずっとマイナスリターンが続いていましたが、11月での回復と12月の最高値更新を経てプラスリターンに反転しました。
逆にいうと10,11月の相場落ち込みの時期に株式を仕込むことができたので最高値更新の時期に大きな利益を生むことができたようです。
評価損益の推移
次に6ヶ月間の評価損益の推移です。
こちらもトータルリターンの動きと同様に投資を開始した11月までは含み損の状態が続いていましたが、12月からは大きく含み益側に反転しました。
しかし含み損をしていた時期も不思議とそこまで不安に感じることがありませんでしたね。
私がなぜ含み損に対して不安を感じなかったのかについて、「投資初心者が注意すべきこと」という切り口で解説します。
初心者がつみたてNISA運用で注意すべきこと
投資直後が一番マイナスリターンになりやすい
私はつみたてNISAを始めてからしばらくはマイナスリターンが続いていました。
しかし、このマイナスの時期というのはつみたてNISA的には仕込みの時期、つまり評価額が少ない時に買い増しを行うことで相場が上昇した時に利益を狙えるのです。
つみたてNISAは飛行機の離陸の時に例えられていて、飛行機が離陸する直前は何度も車輪が地面についてしまいますが、一度空に飛び立ってしまえば車輪が地面につくことはありません。
これと同様に積み立てNISAも投資開始直後はリターンがマイナス方向に振りやすいですが投資期間が長くなれば相場が右肩上がりになりプラスリターンを継続することができます。
なので投資を始めてすぐマイナスになったからといって積み立てをやめてしまうことは避けたほうが良いです。
毎月愚直に定額積み立ててれば自ずと世界の経済成長に乗りリターンもプラスに転じるはずです。
購入した銘柄は途中で売却しない
自身が購入した銘柄はできるだけ20年間売却しないようにしましょう。
理由は何個かありますが最も大きいのは非課税枠が一度売却してしまうと復活しないことです。
つみたてNISAの魅力は本来売買差益にかかる税金約20%が免除になることなので途中で売却してしまうとその恩恵を受けることができません。
途中で病気にかかってしまったり大きな買い物をしなければならなかったりどうしても現金が必要になってしまった場合は別ですが、緊急性がなければ売ってしまわずに20年間保有しているほうが得をする可能性が高いです。
まとめ
今回は以下の内容について公開しました。
まとめ
- 私の投資遍歴
- 私の6ヶ月間の運用実績
- 投資初心者が注意すべきこと
私自身まだ始めたばかりですが、長期的な目線をもって毎月愚直にコツコツと積立を続けていくことが将来の資産形成に最も近いと実感しています。
これからも定期的に運用実績を更新していこうと思います。