今回は以下に関する記事です。
本記事の内容
- 私のつみたてNISA運用遍歴
- 私の2020年8月から2021年4月までの9ヶ月のつみたてNISA運用実績
- なぜつみたてNISAで米国株式一本に投資しているのか
これからつみたてNISAを始めるという人は
という人が多いと思います。
そこで本記事では私のつみたてNISA運用実績と運用商品に関して解説します。
ぜひ最後まで見てみてください。
目次
つみたてNISAの投資歴
まずは私のいままでの投資歴をご紹介します。
私は2020年の8月からつみたてNISAをスタートしました。
私は2020年8月からずっと
eMAXIS Slim米国株式
にというファンドにつみたてNISAの枠内で全額投資しています。
eMAXIS Slim米国株式はS&P500というアメリカの指数に連動するインデックスファンドです。
なぜ米国株を選択しているかというと
- 米国株のこれまでの実績が良いから
- 米国株の今後の伸びに期待しているから
です。
eMAXIS Slim 米国株式一本で2020年8月から2021年4月まで以下の受渡金額で積み立てています。
積み立て初月の8月は様子見で33,333円投資してみました。(本来は2020年の途中から始めたので増額設定を行うことで月単位の積立額を増やせる)
この8月のタイミングでつみたてNISAに関して勉強して資産形成に役立つ制度と判断したので、2020年9月からは楽天証券でクレジットカードで積み立てが可能な上限5万円で積み立てをしています。
2021年からは月33,333円の上限いっぱいまで積み立てています。
なので2020年8月から2021年4月までの9ヶ月間の受け渡し金額の合計は366,665円になりました。
次の項からこの9ヶ月間積み立てた資産がどのようなリターンを生んでいるかについてお話しします。
運用実績
トータルリターンと評価損益
トータルリターン
それでは私の2020年8月から2021年4月末までのつみたてNISAのトータルリターンをご紹介します。
上記9ヶ月間のトータルリターンは
+21.83%
でした。
これは私の投資元本に対して21.83%増えたことを意味します。
例えば100万円投資して110万円に増えればトータルリターンは10%と表すことができます。
メガバンクの普通預金金利が0.001%なので、銀行に預け入れるよりも何倍も増やすことができています。
ただ、銀行預金と違ってつみたてNISAは元本保証はされず必ずしも大幅なプラス収支になると言い切れないのでその点はご注意ください。
評価損益
また、このリターンを評価損益で計算すると、
+80,049円
のプラス収支でした。
私は今までにつみたてNISAに36万6千円積み立てているので、累計評価額としては44万6千円に膨れ上がっています。
私はコロナショック直後からつみたてNISAをスタートしているのでここ1年間の経済の回復に助けられる形になりましたね。
トータルリターンと評価損益の推移
トータルリターンの推移
次につみたてNISAのトータルリターンの推移を公開します。
私は2020年8月から積み立てを始めたので、2021年5月までの9ヶ月分のデータになります。
緑の線が私の各月のトータルリターンの実績、オレンジの線が年利5%で運用できた時の理想曲線です。
私は2020年8月からつみたてNISAをやり始めて、11月までは含み損の状態でした。
しかし、その後の株高の勢いを受け2020年12月以降は大きく含み益を得ている状態になっています。
オレンジの線が年利5%で運用した場合のリターンなので、今は見込みの年利よりもかなり高いところに位置していますね。
評価損益の推移
次に評価損益のこれまでの推移です。
こちらも2020年につみたてNISAを始めて以降数ヶ月は数千円ほどマイナスの状態が続いていました。
10月11月の頃はいつ証券口座を開いても2,000円〜3,000円マイナスだったので、株価が上がるまでうずうずしてましたね。
2021年以降は数万円単位で評価損益額が伸びています。
トータルリターンではなく評価損益で見ると実際の資産の変化がより実感できますね。
なぜつみたてNISAで米国株式一本に投資しているのか
私はつみたてNISAへは全額eMAXIS Slim米国株式に投資しています。
ここで以下の2点に関して理由を解説させていただきます。
疑問
- なぜ米国株式を選択したのか
- なぜ米国株式をつみたてNISA口座で運用しているのか
あくまで数ある中の一意見なので盲信はしないよう注意してください。
なぜ米国株式を選択したのか
米国株のこれまでの実績が良いから
まずは米国株のこれまでの実績から、今後も十分伸びてくれると期待しているからです。
アメリカはこれまでITバブルやリーマンショックなど様々な株価暴落を受けていますが、暴落を起こすたびに数年後に復活を果たしています。
昨年度もコロナショックの影響を受けたものの暴落は数ヶ月のみで終わり、今年はS&P500が過去最高額を記録しました。
米国株の今後の伸びに期待しているから
アメリカの会社に魅力的な会社が多いからです。
GAFAを中心に将来世の中を席巻しそうなハイテク銘柄が多くありますね。
GAFAはITの枠を飛び越えて様々な業界に参入していき他社を飲み込んでいきそうなので、一種の怖さも感じます。
そして次なるGAFAとなる企業もS&P500の中に潜んでいると思うので、その企業を逃さないためにも今からS&P500を丸ごと買うことで下ごしらえをしている段階ですね。
投資家を重んじる文化だから
日本では会社で一番偉い人は社長という風潮になっています。
一方、アメリカでは会社で一番偉い人は社長ではなく、株主です。
地域社会への利益貢献や環境安全への配慮なども大切にしていますが、それよりも株主のことを考えて「株価」を伸ばすために事業に取り組んでくれます。
そして株主側も日本と違って会社の経営にバンバン口出しをする文化なので、会社は株主に不満を持たせないために株主に配当金として利益還元を積極的に行います。
そういった「株」へのコミットの仕方が日本と違うのが魅力的ですね。
なぜ米国株式をつみたてNISA口座で運用しているのか
私は以下のように投資信託の運用をしています。
つみたてNISA口座:米国株式
特定口座:米国株式と全世界株式
実は全世界株式も運用しているのですが、全世界株式は特定口座で運用しています。
これは全世界株式よりも米国株式のほうが今後の成長性に期待しているからです。
つみたてNISA口座の最大のメリットは運用益に対して課税がされないということです。
米国株式はITバブル崩壊やリーマンショックなどをくらったときに激しく下落したり長期間低迷してしまったりしてしまう可能性が高いです。
しかしその反面米国株は大きなリターンを狙える可能性も高いです。
大きなリターンを狙える可能性がある米国株式は課税のされないつみたてNISA口座、それ以外は特定口座で運用するという棲み分けをしています。
まとめ
今回は以下に関してお話ししました。
まとめ
- 私のつみたてNISA運用遍歴
- 2020年8月から2021年4月までの9ヶ月のつみたてNISA運用実績
- なぜつみたてNISAで米国株式一本に投資しているのか
現在は株式市場が絶好調ですが、あまり慢心せずに長い目でコツコツ積み立てていきましょう。