本記事はこんな疑問を解決する内容になっています。
つみたてNISAは投資信託を運用することになるので相場が上下して自分の資産がマイナスになる可能性があります。
なのでできれば自分の資産がマイナスにならないようにできるだけ相場が安くなったタイミングで購入したい方も多いと思います。
そこで早速つみたてNISAをいつ始めればいいのかという疑問についてですが、
というのがこの記事の結論になります。
と思っていただけるような記事内容になっていますのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
【結論】つみたてNISAを始めるベストタイミングは今すぐ!
結論から言うと筆者はつみたてNISAは今すぐ始めるのがベストと考えています。
つみたてNISAを始めるタイミングの候補としては次のタイミングが考えられますね。
- 相場が暴落してから始める
- 非課税枠がリセットされる1月から始める
- 今すぐ始める
この中で「今すぐ始める」というのは投資初心者が安い価格からつみたてNISAをスタートするいいタイミングになるでしょう。
これらのタイミングについてそれぞれなぜ良いのか、なぜおすすめできないのかについて解説していきます。
相場が暴落してから始める →暴落は誰にも予想することはできない!
投資初心者の多くの方は、
と思う方が多いと思います。
私も投資を始めたての頃はそのように考えていました。
しかし、相場の暴落というのは初心者であろうとプロであろうと誰にも予想することはできません。
直近の出来事だとコロナショックの例が挙げられますが、世界中の誰がコロナウィルスの登場とコロナ禍による株価の暴落を2020年のうちに予想できたでしょうか?
コロナ首謀者でもいない限りは誰も予想できない出来事だったと思います。
また2021年3月のコロナショックの後、
という世論が多かったのですが、結果としてはコロナショックの後の2番底が来ることはありませんでした。
これらの結果からもわかる通り未来の価格は誰にも予想できないので暴落を待つというスタンスは得策ではありません。
非課税枠がリセットされる1月から始める →新規購入は2042年まで!
実はこのような考えはつみたてNISAの制度を根本的に勘違いしています。
つみたてNISAの投資信託は2042年まで新規購入することができます。
×つみたてNISAを始めた年から20年間新規購入できる
○いつ始めようが新規購入できるのは2042年まで
私の友人でも勘違いをしている人が多かったので念の為、追記しました。
2021年の非課税枠は2021年が終わったら消滅してしまいますので、2022年からつみたてNISAを始めようとした場合2021年の非課税枠40万円は全部なくなってしまいます。
- 非課税期間:20年間
- 新規購入できる期間:25年間(2018年〜2042年)
非課税期間と新規購入できる期間は違うものなので注意しましょう
その年の非課税枠はその年に使わないと消滅してしまうので、年の途中でもつみたてNISAを始めてしまいましょう!
今から始める →長期・分散・積立の恩恵を最大限受けられる!
つみたてNISAをすぐに始めた場合、長期・分散・積立の投資恩恵を最大限受けることができます。
楽天証券で人気のあるつみたてNISAの投資信託にeMAXISSlim米国株式(S&P500)という商品があり、この商品はS&P500という指数に連動するように運用されます。
このS&P500は日本でいう日経平均株価のようなものでアメリカの大型株500社の株価に応じて変動します。
そして以下がS&P500の過去のチャートですが、短期的に見ると暴落した時期はあるものの長期目線ではずっと右肩上がりに上昇し続けています。
出典:IG証券「米国500チャート」
長期的にずっと右肩上がりなので極論「今この瞬間」が最安値であると考えられ、安くつみたてNISAをスタートできます。
また始めるタイミングが早いほど積立の期間を長く取ることができ、時間のリスク分散の効果を得ることができます。
つみたてNISAを今すぐ始めたほうがいい理由については以下の記事でさらに詳しく解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
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まとめ:つみたてNISAは迷ったら今すぐ始めてみよう!
つみたてNISAは楽天証券やSBI証券などのネット証券で始めることをおすすめします。
ネット証券は手数料が安く取り扱い商品数も多くポイント還元も受けられるからですね。
以下の記事では私が実際につみたてNISAでeMAXISSlim米国株式(S&P500)を運用した結果を公開しているので興味があったらのぞいてみてください。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。