今回は今月に社会人2年目になったばかりの会社員の積立設定を紹介したいと思います。
銀行貯金だけでは正直将来が不安という方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
今回の記事は以下のような疑問・不安を持つ方におすすめです。
こんな方におすすめ
- この超低金利時代に貯金だけでは老後が不安
- 20代の会社員はどれくらい積立投資をしているんだろう?
- 毎月の積立の資産内容はどうなの?
目次
社会人2年目の4月現在の積立設定
現在は楽天証券を利用して以下の内容で毎月積み立てを行なっています。
つみたてNISA
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ¥33,333
特定口座
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ¥16,667
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) ¥30,000
毎月合計80,000円を固定入金しています。
月の給与で考えると手取りのだいたい3-4割程度ですね。
早期リタイア、いわゆるFIREで有名な三菱サラリーマンさんは給与の8割を投資に回していたという話がありますが、実際に毎月積立をしてみると三菱サラリーマンさんの偉大さが身に沁みますね。
次の項目でこの積立のポイントに関して説明します。
私の積立設定のポイント4点
この積立のポイントは4点あります。
ポイント
❶ 米国株:全世界株=5:3
❷ 米国株へもっとも多く投資する
❸ つみたてNISA口座には米国株を積立する
❹ クレジット払いの積立は上限の5万円まで
一つずつ解説します。
❶ 米国株:全世界株=5:3
一つ目は投資額8万円のうち米国株と全世界株を5:3で配分していることです。
この配分だとだいたい米国:先進国:新興国=83:12:5の配分になります。
インデックス投資の理論上は全世界株式一本に全ツッパするのが一番良いそうですが、新興国株に対する将来の不安と米国株のこれからの成長性に期待してこちらのような資産配分にしています。
ちなみに全世界株式一本に投資すると以下のようになります。
米国:先進国:新興国=60:28:12
これからの各国企業の時価総額次第で変化していきますが2021年時点ではこちらのような資産構成になっています。
正直新興国株が12%も入っているのが感覚的に多いな、という印象を持ったので米国株式インデックスと組み合わせて新興国株は5%程度に減らしました。
❷ 米国株へ最も多く投資する
二つ目は米国株への投資を最も多くしていることです。
ポイント❶の話で新興国株への不安を説明しましたが新興国株の割合を下げたいなら先進国株でもいいのでは?と考える人も多くいると思います。
しかし、先進国株と米国株のふたつのうち、以下の3つの理由から米国株のほうが大きく伸びると踏んでいます。
米国株に期待する理由
- 株式資本主義が浸透しているから
- 今後も堅調な人口増加が期待できるから
- 将来が楽しみな企業が多くあるから
株式資本主義が浸透しているから
日本人は自分の全資産のうち、投資に回すのはわずか15%程度だそうです。
一方、アメリカ人は自身の所有する資産のうち50%程度を株式や投資信託に回しているというデータがあります。
これはどういうことかというと、アメリカ人にとって株価の下落は米国の死を意味するということです。
資産の半分も投資に回しているんですから株価暴落なんてことになったら大変なことですよね。
だからこそ企業は株主の存在を重んじ、株価の維持と上昇に必死になります。
投資に対する国民性はなかなか変えられるものではないと思うので、今後も株価の上昇が期待できると考えます。
今後も堅調な人口増加が期待できるから
株価の上昇と経済の成長は密接な関係があります。
そして経済の成長と人口の増加にも密接な関係があります。
日本は超高齢社会に突入し今後は人口の現象が確実視されていますが、米国は今後も人口の上昇が予想されています。
国力の成長、生産の増加、消費の増加によりさらなる経済の成長が期待されますね。
将来が楽しみな企業が多くあるから
会社の将来はだれにも予想できないものですが、GAFAをはじめとした現在活躍している企業がこれから廃れていく未来は少なくとも直近ではとても予想できません。
S&P500に組み込まれている500社の中にも、次なるGAFAがいるかもしれません。
その次なるGAFAを逃さないためにも、市場を丸ごと購入するというインデックス投資が浸透しているんですね。
❸ つみたてNISA口座には米国株を積立する
三つ目はつみたてNISA口座で米国株を積立することです。
これはどういうことかというと、つみたてNISAの節税メリットに関係しています。
つみたてNISAの最大のメリットは、売買益にかかるはずの20%の税金が不問になることです。
そして前項でもふれましたが私は米国株が今後最も伸びると考えています。
なので期待通り米国株が最も伸びた場合、その最も大きな売買益に対して税金が掛からなくなります。
まぁ全世界株と米国株のどちらが20年後に勝つかは誰にもわからないことなのでこれに関して正解はないでしょう。
ただしつみたてNISA口座で、ローリターンである「債券」を運用してしまうのは売買益に対する非課税を最大限発揮できないので避けるのが無難かなと思います。
❹ クレジット払いの積立は上限の5万円まで
四つ目はクレジット払いで積み立てを行うことです。
これは楽天証券での積み立てに関する話です。
楽天証券の積立では「楽天カードでのクレジット払い」と「楽天銀行からの自動入出金」を選択できます。
これは迷わずクレジット払いを選択しましょう。
楽天カードでのクレジット払いで5万円まで積立を行うことが可能なので、私は上限まで枠を使用しています。
このクレジット払いには当然楽天カードの還元があるので毎月500円を無条件に獲得することができます。
まとめ
今回は先日社会人2年目になったばかりの会社員の積立設定のリアルを公開しました。
現在は給与の3-4割を投資に回していますが、正直もっと増やしていきたい気持ちです。
給与が上がっても無闇に生活水準を上げてしまわないように注意が必要ですね。
また積立設定に変化があれば記事にしていこうと思います。